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第25回鉄骨工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社藤三、更新担当の中西です。

 

 

“人が作る建物の信頼”

どれほど技術が進んでも、鉄骨工事は「人」が中心の仕事です。
現場には常に危険があり、その一方で、チームがひとつになった瞬間にこそ“安全”が生まれます。


⚠️1. 高所作業のリスク

鉄骨建方の現場では、地上から10m、20mの高さに梁を渡す作業が日常。
落下事故のリスクは常に存在します。

そのため、
・二重安全帯(フルハーネス)の装着
・墜落防止ネットの設置
・作業半径内の立入制限
・強風時の作業中止
など、徹底した安全管理が求められます。


2. チームワークの力

鉄骨工事は、一人では成立しません。
玉掛け、クレーン、ボルト締め、測量、監督——。
それぞれの役割が連携して、わずか数分の「柱一本」を立ち上げていく。

現場では「声かけ」が命です。
「入るぞ」「抜けた」「良し!」
この一言が、事故を防ぎ、作業をスムーズに進める。


3. 現場教育と意識

新人が最初に学ぶのは、「危険を予測する力」。
鉄骨工事では、“慣れたときが最も危ない”とよく言われます。
毎朝のKY(危険予知)活動で、その日の作業内容とリスクを共有し、
全員が同じ意識で現場に立ちます。


4. 鉄骨工事の魅力

鉄骨の骨格が空に向かって立ち上がる瞬間、現場に静かな達成感が走ります。
設計図でしかなかった建物が、実際に形となり、巨大な空間を支える。
この「形を生む手応え」が、鉄骨職人たちを突き動かしています。


5. まとめ

鉄骨工事は“精度の技術”であると同時に、“信頼の仕事”でもあります。
チームの安全と連携が、すべての構造を支える土台になる。
それが、現場で生きる鉄骨職人たちの誇りです。


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